ふれっしゅらいふ、その後のハナシ。
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    知っていると錯覚すること
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       知識における最大の敵は無知ではなく、知っていると錯覚することだ。
      by. スティーブン・ホーキング博士



      TEDは本当におもしろい。コレを見てたら、ストレス無く英語を聞けるようになりたいと思う。

      インターネットによって世界はぐんと狭くなって、グローバルな世の中になったと思わせる。
      でも、結局は自分に似ている人と繋がっているだけ。
      気の合う人を選んで接点を持っているだけ。ははは、まさにその通り。
      自分が属する団体の世界は、興味を持って飛び込まないと知ることができない。
      マスメディアが伝える世界も、誰かに選択され、限定されてしまっている。

      私たちは、知らないと言うことを知らない

      与えられた情報に盲目的に従う大衆であっちゃいけない。
      ひとりひとりの影響力がこんなに大きくなった世の中なんだから
      メディアを、インターネットを変える事だって不可能じゃないはず。

      常識なんてあっという間に非常識になる世の中だもの。



      思い出したこと。
      小学校の教科書で見たことがある、だまし絵。

      うさぎに見える?アヒルに見える?

      もし、アヒルを全く知らない星の人たちがこの絵を見たら、ウサギにしか見えないだろう。
      逆にうさぎを知らない星の人にはこの絵はアヒルにしか見えない。

      うさぎ文化とアヒル文化が出会った時、同じものを指していても見ているものは全く違う。
      うさぎ文化の人が、アヒル文化の人が「間違っている」と指摘するのはナンセンス。

      異文化理解のためにはまず、
      うさぎ文化の人は「自分たちはアヒルとは何か知らない」ってことを知ること。
      そしてアヒルを知って、自分達が見ていたうさぎをよりはっきり見ることが出来る。
      アヒル文化の人たちもそう。

      神と自然の科学史/川崎謙



      大学生のとき書き連ねたブログ、笑えるネタ系の記事だけ書き写して
      ちょっと考えてみたこととか本の感想だとかはあまりに稚拙で恥ずかしくて消してしまった。
      残して見直せる、ってのが良い所なのに残念なことをした。
      うさぎ文化アヒル文化も上の本を読んでえらく感動したことのひとつ。
      価値観、考え方ものの見方も大きく影響を受けた。
      あの時の自分の言葉、再現しようと思っても出来ないな。
      その記事にかき寄せてくれた友人のコメントは、はっきり覚えてるんだけどね。
      18:06 考えること comments(0)
      事実を見つめる目
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         たくさんたくさんたくさん情報が映像が音が流れてくるのに
        私はバケツの水をぶっかけられてただ呆然と立つように
        なんの反応も出来ていない、この悔しさ。
        せめて目は開こうとリキむんだけど、結局なにも出来ちゃいない。

        せめて懐古主義にはならないように、たんたんと今を見つめたい。



        今日図書館で読んだ本
        いのちの食べかた/森 達也/よりみちパン!セ
        よりみちパン!セのシリーズは、買い揃えて本棚に並べたい。
        学校じゃ教えてくれないドキっとするテーマがたくさんある。
        で、今回もまた重たそうなテーマではあるんだけど
        気取った感じも正論の押し付けも感じない、読みやすい内容でした。
        (それがこのシリーズの好きなところ!)

        普段食べているお肉について、と言えば中身は想像がつく。
        スーパーに並ぶパックに詰まったお肉は、もともと牧場にいた牛さん、豚さん。
        そんなこと誰でもわかっているけど、
        ほとんどの人がその工程の「あいだ」で何が起こっているのか知らない。
        何となく、殺されて、解体されて、出荷されるんでしょ、ぐらいは知ってるけど。

        ショッキングではあるけど、それを食べているんだから知っておくべきだと思う。
        全くもって、「だから肉は食べるな!!」という本じゃないです。ご安心を。

        私達のいのちはたくさんのいのちの上に生かされている。
        それは人が他の生き物よりエライってことじゃないし、「当たり前」なんかじゃない。
        その事実を事実として受け止められるように、私たちは知らなきゃいけない。

        「知る」ということ、「知らない」「知ろうとしない」ことに関して
        この本は食べものから戦争、差別の問題にまで広がっていく。
        全部、「いのち」という共通項で繋がっている。

        薄くて、簡単な言葉で、考える余地をたくさん与えてくれる本です。
        一読アレ。


        死ぬのは、こわい?/徳永 進/よりみちパン!セ
        同じシリーズからもう一冊。診療所の先生と、中学生の夢二くんのやりとり。
        やりとり、と言っても著者が話しかけてくるような文章で、読んでいる側は
        夢二くんと一緒に「死」について、ひいては「生」について考える。

        かたっくるしく哲学したり、ひたすらセンチメンタルな雰囲気に浸ったり・・・
        という本じゃないのであしからず。
        やわらかくって、やさしい。けど、現実感がないわけじゃないお話です。

        最後はふっと、読者側にいた夢二くんがお話の中でハッキリとした輪郭を現す。
        なんというか、最初は夢二くんに感情移入して流れていた物語から
        ごく自然に、読んでいた人は夢二くんを飛び出して「読者」に戻らされる。
        この感覚をうまくいえないのがもどかしいけど、そこが気持ちいい。
        ファンタジーを読み終わった後のあのぼんやりした読後感とは違う。

        これを読むのは2回目。昔も図書館で借りて読んで、また思い出して借りてみた。
        面白い本は何回読んでも、新鮮な気持ちにしてくれる。
        読むたびに新しい感想が生まれる。
        こんなとき、本との出逢いはタイミングだなって思う。
        そのときの自分によってどの部分がどんなふうに心に響くのか全然違う。



        おっけい、今日はここまで。

        JUGEMテーマ:なんとなく想う。
        18:15 考えること comments(0)
        子ども/母親/教育
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          なんで子どもをそんなに早く大人にしようとするお母さんが多いんだろう?

          子どもには、子どもにしかない世界観がある。
          言葉で制限されない自由な発見ができる。


          言葉は世界にあるいろんなモノや気持ちやなんやらなにまで
          「それはこういうものですよ」と輪郭を与える。
          大人は世界をその輪郭を組み合わせることで理解する。
          (わかったような気分になる)

          そうして常識が生まれて、ルールを作って、
          人と人は言葉を交換し合って、たくさんのものを共有する。
          (分かり合ったような気分になる)


          どうせ大人になるんだから、
          子どもの時くらい子どもらしくさせてあげてもいいんじゃない。


          ぷにゃぷにゃにやわらかい、ものすごく貪欲な生き物を
          大人の作った(大人のために作られた)世界に
          無理やりデビューさせなくてもいいんじゃないかな。


          雨上がりの土の匂いだとか
          朝露をたたえたクモの巣をつついてみたりだとか
          じょうろで虹を作ってはしゃいでみたり
          水たまりの中にある空をひたすら眺めていたり
          太陽に透ける葉の色、葉脈のざらざらした感じ
          公園に咲くツツジの蜜をこっそり吸ってみたり
          カミナリが怖くて布団の中で必死におへそを押さえてたり


          無味無臭なフラッシュカードの絵だけで広げられた言葉なんかより
          ささやかな、自分だけの感動と結びつく言葉を増やしてあげたい。


          大人になったらできなくなること、忘れてしまうことがたくさんある。


          たっぷりたっぷり吸い込んで、少しずつ増えていく言葉が
          世界にカタチを与えていく。それがまた世界を固めるのを手伝って
          どんどん加速していく。やわらかい無防備な時期なんて
          あっというまに終わる。

          まぁ・・・大人になれない大人は大問題だけど!
          誰より早く大人になるって、えらいことなのかな???
          適齢期が時代の流れに沿ってどんどん若くなってるだけ??



          大人のための子どもでもなく
          子どものための大人でもなく
          なんかこう、うまくいかないもんかな?


          三次元空間は共有しているんだけど、そこにあるのは全く違う世界。
          全く違う次元で生きている存在。どっちが優れてるとかじゃなくて。


          「これがあなたのためなの」と言って自分の価値観を押し付けるお母さん。
          あなたのため、と言って自分を満足させたいんだろうな、って方と
          お話する機会がちらほらあった。1人、2人ではなく。

          私も母親になったら、子ども中心の人生計画を立て直すんだろうか。
          女の人って、子どもを産んだら自分そのものの存在感・価値観がゆらぐんだろうか。
          子どもとの接し方・教育方法でその人本人を評価する社会なんだろうか。


          私も何事にも熱中すると周りが見えなくなることが多いから、心配。
          熱中できるってのはひじょーに気分がいいもんだから。
          それが自分以外の誰かのために、ってなると気分のよさもひとしお。


          文章が理路整然としない。今度まとめる。
          もしここまで読んでくださった方がいたとしたら、・・・読みづらくてごめんちゃい。


          JUGEMテーマ:外国語学習
          JUGEMテーマ:なんとなく想う。
          JUGEMテーマ:教育
           
          08:20 考えること comments(0)
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