ふれっしゅらいふ、その後のハナシ。
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    船出
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      怒涛の2011年も残すところひと月あまり。

      一足早く振り返ってみれば、とにかくたくさんの失敗を経験できた。
      まだまだとんでもないことをやらかしてしまいそうだけど、
      ひとまずこのまま平穏に年を越すことができればと思う。

      転げ落ちそうになったり、つま先をぶつけたりしながら、
      大人の階段ってやつを登っているんだな、と。



      結婚式」というテーマだけに絞っても、本当にたくさんの失敗があった。
      式を挙げていなければこんな面倒な思いもしなかっただろうし、
      口座残高がドカンと減ることもなかっただろう。
      それでも、結婚式を挙げて本当に良かった。心からそう思う。

      正直、結婚を決めたとき「式」を挙げる意義はなんなのかと悩んだこともあった。
      ドレスなんて着たくなかったし、皆の前に出るのも恥ずかしいだけだって思ってた。
      私も「最近の傾向」同様に「結婚」をカジュアルに考えていた。
      「私」と「彼」の間で執り行う契約みたいなもんだって思ってた。

      結婚は家と家とのつながり、なんて考えは古いって嫌がられるだろうけど
      なるほどそうだ、って思い知らされた。

      私は私の人生をこの22年間一人で生きてきたわけじゃない。彼もまたしかり。
      私は本当に寄り道ばかりの人生で、たくさんのたくさんの人の人生と繋がっては離れ
      繋がっては離れ、並走したり逆行したりしてる。きっとそれは私だけじゃない。

      二人の歩いてきた道が一本の道になる、その合流点が「結婚」だとすれば
      その道につながっているのは2本だけじゃない。
      高砂の席から皆の笑顔を見てたら、そんな気がした。
      たくさんの人が集まって、時間さえもその場に集まった。思い出とか、苦労とか。

      高校の友達がサプライズでたくさんのメッセージを届けてくれた。
      うおお、泣けてくる。なんて思いながら頭を下げる。
      お父さんとお母さんの涙ぐちゃぐちゃの顔を見て、また泣けてくる。

      友達が鼻をすすってる。こいつら、いちばん最初に私が登場した時点で
      ぼろぼろ泣いてやがった。なんてやつらだ。すごい顔だぞ、その笑い泣き。


      感謝の気持ちでいっぱい。もう、そんな陳腐な言葉でごめん。
      ありがとう。

      人生における3大セレモニーが、『誕生』『結婚』『葬式』なら、
      過去と未来を繋ぐ大切な節目を皆と迎えることができて、本当に幸せもんだ。

      ありがとう。


      結論。効率だとか生産性を超えたところに『感動』があるんだろうな

      JUGEMテーマ:日々のくらし
      14:46 日々のこと comments(5)
      じょりじょり前夜祭
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         ついに、結婚式です。
        明後日です。出発は明日。忘れ物しないか、心配。
        手紙とか、ちゃんと読めるだろうか。

        わき毛の生命力にいたく感動し恐れおののく今日この頃である。
        結婚前夜はわき毛に始まり、わき毛に終わる。そして諦める
        ごめん、朝のお父さんのあごみたいなワキでドレス着るよ。



        ギリギリまでバタバタ。
        両親への手紙もさっき書き終わった。
        もう入籍も引っ越しも先にしちゃったから、変な感じだけど
        こういう儀式的な「節目」ってやっぱり大切なのかもしれない。

        若輩者で、世間知らずな私だから、失敗もいろいろするかもしれない。
        でも、せいいっぱい皆に楽しんでもらおう。
        私も、楽しもう。



        じいちゃん、うち、もうすぐお嫁さんになるよ。
        お空からちゃんと見ててね。


        JUGEMテーマ:日々のくらし
        22:21 日々のこと comments(2)
        悠々と急げ
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          勉強が楽しい今日この頃。
          ネットでなんでもできちゃう便利な世の中のおかげで、
          毎日3LDKの空間内で丸一日過ごすことができます。

          人間の目は深海魚みたいに退化してしまうに違いない。
          実際、3世代前には無かったコンタクトレンズってヤツも
          今はなくてはならない日常品だものー。



          観光客に有名なトルコライスのお店、ツル茶んに行ってきました
          内装はレトロな喫茶店。2Fの窓際の席でおいしくランチです。
          トルコライスってどこもボリューミーで満腹になる!美味しかった!


          先週もまた天気を気にしながら、バイクでお出かけ。



          みかん畑にみかん狩りに行ってきた。
          枝からもいで、パクパク食べて、気に入った奴は袋に入れて1キロお持ち帰り!
          バイオパークの季節限定イベントしいたけ狩りも気になる。

          年間パスポートを誇らしげに掲げて入場。
          夕方だったから、いつもと違う雰囲気の動物たちを見れて大満足。
          いつもじっとして動かないアイツらがご飯食べてたり、そわそわしてたり。
          いちばんの目的だったリスザルコーナーは、皆お腹すいてないのか
          全然レーズンを奪いに来てくれなかった。
          彼はサルゾーンの餌やりをしつこいくらいに楽しみにしてたから
          すごく残念そうだった。しかもジャケットにうんこをかけられていた。



          イグアナ、ネズミ、うさぎとか小動物と触れ合いハウスで機嫌を直したふたり。
          ヤギの赤ちゃんは白くてちっちゃくて、すごくかわいかった。
          バイオパークは何度来ても楽しい。


          日曜日は割と暖かい日だったから、伊王島に遊びに!



          長崎港から船で20分くらいかな。橋が開通したけど、あえての船旅なのだ。
          温泉と往復乗船券がセットでお得レンタサイクルで灯台を目指す!!
          2年前は坂道でえらい目にあったから、今回は電動自転車。
          なんて楽なんだ…電動チャーリーさん…。



          前来た時は夏だったね〜なんて話しながら波打ち際で砂遊び。
          伊王島の海も、青くてきれい。長崎は海がキレイだから好きだ。



          入籍から5か月(もうそんなに経つのか)、半年遅れで結婚式を挙げます。
          時に準備でワタワタしつつも、2011年残り1ヶ月と半分プラスアルファ、
          日々感謝の気持ちを忘れずに過ごしたいと思います。

          festina lente. 悠々と急げ(ラテン語)
          hamishe boro, aheste boro. 止まらずにすすめ、ゆっくりすすめ(ペルシア語)


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          14:28 日々のこと comments(0)
          食べてばかりの週末
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            ここんところ、土日に雨が多いのでは?
            「あ、やんできたかな」と思ったら大粒のどしゃぶりになったりする。
            長崎の雨粒はデカイ激しい気がするんだけど、全国的な傾向なんやろか。

            バイクで濡れネズミはごめんだからってことで、今週は遠出ナシ!
            陶芸の村波佐見でやってた炎まつり、すごく行きたかったのに…残念


            駅前のショッピングセンター、ファッションビル、それから若者アーケード街。
            ちょっと今風の若者っぽく華やかな場所をメインに行き来してみた。
            ものすごく疲れた。

            人の多さは大阪よりずっとずっとマシなはずやのに、免疫がなくなったんやろか。
            平気で人にぶつかって歩く人びと。
            バッグ、靴、コート、雑貨、どれもステキやとは思うけど、
            物欲を刺激するものの、欲しいもんもないのにうろつくのは疲れるだけじゃないか


            夜はロマンティックにプラネタリウムコンサート
            学生NGO団体が主催しているイベント。
            たどたどしいながらも、運営がんばってました。ほほえましい。
            天井いっぱいに広がる星を眺めながら、アフリカ民族音楽の生演奏。
            秋の星座の物語も面白かった。プラネタリウムなんて、何年ぶりやろか



            日曜の朝は本気の掃除をして、昼前にゆっくり朝ごはん。
            掃除の後、家の中が明るくなって感動する。ほんとに空気が変わるんだな。

            雨もやんだことだから、とお決まりのバイクでお出かけ。
            向かうは出島。食欲の秋を堪能できるイベント、でじマルシェ
            カメラの充電を忘れてたから、写真はなし!!
            大村黒カレー、オランダドーナツ、ハトシロール、紫いもプリン、そうめんカレー・・・
            あちこちのご当地グルメを堪能くぅ〜、たまらん!!
            そうめんとカレーの組み合わせが、意外にうまかった。




            陽が落ちる前に、もうひとつ行きたい場所。まなび野の森へ。
            山間の住宅街の中にデンと大学があって、その向かいにこんもりとしたお庭。
            土と緑を感じる空間。レンガ造りのちっちゃな門、噴水、ほうぼうにはえる草木。
            陶器のお店、天然酵母のパン屋さん、フェアトレードショップ、ギャラリー、
            手作りハムのお店、それからカフェ!



            カフェの階段を登ると小さい屋根裏部屋があって、小さな窓から緑がキレイ。
            おいしいご飯を満喫、満喫。食べてばっかりの週末です。

            夜、仕事をする彼の横でせっせとお絵かき。マウスを酷使。
            「長崎たんけんアルバム」の中に、写真のかわりとして保存。
            次のお出かけの時はカメラを忘れないようにせねば。


            JUGEMテーマ:日々のくらし 
            JUGEMテーマ:お絵描き
            13:53 日々のこと comments(2)
            見えている「場」と見えない「場」
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              カタチを形作るエネルギー源に思いめぐらすのが好きです。
              それを学問の系統に組み込むと、民俗学、文化人類学、なんて言ったりする。

              例えばそのカタチってのは、物だけじゃなくて
              文章であったり絵であったり、音楽、踊り、表現の類。
              冠婚葬祭、つまり儀式、宗教そのもの、シンボルそのもの。


              そのカタチの裏っかわにあるのが、不安、畏れ、感謝、祈り、願い、目に見えないもの。
              見えない「場」と見えている「場」を繋ごうとする習慣は時も場所も飛び越えて
              普遍的なもんなんだと思います。大昔も、今も、日本も、ブラジルも、一緒。

              民俗学の重要頻出キーワードで言えば、「境界」。



              見えない「場」を無かったことにして、考えないようにして
              見えている「場」に集中することが、文明の発達だった。

              人間の社会は「良い」方向に「進んで」いる。
              この直線的、砂漠的思考パターンが日本に浸透した。
              もともとは循環的、森林的思考パターンだったのに。

              「境界」を取っ払うために、「開発」が必要だった。
              森林、山、杜は「発展の余地ある」遅れた社会にされた。



              見えない「場」と見えている「場」を混ぜ合わせる行為は、万人と共にあった。
              歌も、踊りも、特定の才能ある人の特権じゃあなかったはず。

              「ぐるぐるまわる、足を踏み鳴らすという原始的な踊りは世界と自分を混ぜ合わせるための行為」なんだって、ダンサーの誰かが雑誌で言ってた。



              見えないものに時間を捧げる行為は、人間の根源的な優しさだと思う。
              手で触れることができなくても、匂いを感じることはなくても
              そこに在る、確かに在る、という感覚が、自己と他者を結ぶ安心感だと思う。




              ・・・うむ。まとまりがない。まとめようとしたら、どうしてもかっこつけて
              中身のない文字の配列になってしまうからやめた。そのうち本当に言いたかったこと
              湧き出た疑問とか驚きとか、うやむやになって忘れちまうから。

              ここんところ、忘れっぽさの加速度が増してる。




              JUGEMテーマ:心模様 
              JUGEMテーマ:日々のくらし
               
              11:04 考えること comments(0)
              風に流れる雲のように
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                "あなたの為すことが、ほとんど無意味だとしても
                それでもあなたは、それをやらなければなりません。
                それは世界を変えるためにではなく、
                あなたが世界によって変えられないようにするために。"

                "Be the Change that you want to see in the world."

                by. マハトマ・ガンジー


                就職しなかったことを「もったいない」といわれるたびに、違和感を感じる。
                彼らに言わせれば、私は何かを無駄にした、棒に振ったらしい。
                まぁ、無駄だらけの人生ではあるけど。
                これだけは胸張って言えるぞ、無意味なことは何一つ無かったゾ

                「大学まで出してもらって…」
                私は自分の意思でココに来て、自分の力で(※)卒業した。
                (※語弊があるといけない、言わずもがな、もちろんたくさんの人のおかげで)
                影響とかはあったにしても、それは両親の意思じゃなくて私自身の選択で。
                金を出したから金を返せって言いたいのか?
                (私の親がそんな考えの人間じゃなくてよかった。)

                何が正しいのか、間違っているのか、それって誰が決めてるんだろ。
                勝ち組、負け組って言葉もよく使い方が分からない。

                価値がある、なしの基準ってどこかに決められてるのか?
                生産性、効率の良さ、経済的かどうか(金になるのかどうか)が指針なら
                おじいちゃんおばあちゃん、障がいのある人たちに価値はないわけ?

                自分が自分らしく、人を愛して、感謝の気持ちと謙虚な心を大切にして
                マイペースに、時間に寄り添って生きることは、価値のないことなのか?
                不幸なことなのか?もったいないチョイスだったのか?


                自由を求めて追いかけて、人は不自由になる。


                履歴書にどんな学歴・資格を連ねたところで今の私には何の肩書きもないけど
                私は今まででいちばん自由な私なのだ。しあわせってやつだ。





                JUGEMテーマ:日々のくらし
                JUGEMテーマ:叫び!
                JUGEMテーマ:心模様 
                19:27 考えること comments(2)
                ラララ・ライ
                0

                  山の斜面にぎっちり並ぶ家々。
                  すぐ上に見えてるのにたどり着かないこの階段迷路、長崎。


                  明日何しようか、と考えて眠ったら神社の夢を見た。
                  だから先週のふらり旅先は若宮稲荷神社。(竹ん芸のあったとこ)

                  手水場が、大きな岩!
                  ぽたぽた滴る水はどこから来てるんだろう?上から垂らしてるのかな?



                  方形の柱をもつ鳥居。こういう、苔むした石の風合い、ってなんか好き。





                  伏見稲荷にもたっくさんきつねさんの像があったけど、狛犬もキツネも
                  百見れば百通り、表情とか佇まいが個性的でおもしろい。




                  特にコレといって信仰しているものはないんだけど、こういう場所は静かで好き。
                  神社仏閣の境内には、大きい樹が多いってことも好きな理由のひとつ。

                  シャラシャラ鳴る葉の音(風の音?)をゆっくり聞ける場所。
                  そういう、何かの隙間を通り抜ける音のことを、「(ライ)」って言うらしい。

                  「海中に没している大きな岩に生える海草は潮に流されるときにさやさやと素敵な音を出していた」
                  何で読んだフレーズだったかなぁ。きれいな言葉だ。




                  近所の大学に潜入してみたけど、生憎学食は営業時間外。
                  仕方ないからカロリーメイトをほおばって読書。

                  フェアトレードショップで見つけた本懐かしい未来 〜ラダックから学ぶ〜
                  グローバル化、開発、発展、その流れが小さな村に与えた影響。

                  「グローバル化」「グローバルな人材」なんて言葉が流行った。
                  なんとなくカッコイイものな気がして若者を惹きつけた。

                  私自身、その言葉に憧れを抱きつつ外国語大学を目指したんだけど、
                  多文化理解を合言葉にしながら言ってることとやってることが
                  全然違うじゃないか、って疑問を持つことができた。
                  マイナー言語を専攻したおかげでもあるかな。


                  金子みすずは「みんなちがってみんないい」と言う。
                  ありのままの存在がそのまままるごと価値があるんだ、って認めてもらえる社会なら、
                  ギスギスした競争とか腹の探り合いでストレスを抱える世の中じゃなくなるんだろか。

                  人間が目指してるものっていったいなんなんだ。
                  誰か教えてくれ。





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                  18:55 日々のこと comments(0)
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